「神はご自身の民をどこまでも愛して下さいます」
ローマ人への手紙9:30-33,10:16-11:12
記: 西原智彦
パウロにとって神の選びは、世界宣 ・・・

大人へのメッセージの間、子供たち・・・
30分53秒 (7.1 MB)
パウロにとって神の選びは、世界宣教への動機付けです。9:1-29では世界宣教への第一歩として、教会があらゆる方を受け止める必要を語りました。続く10:1-17では世界宣教への第二歩として、いつでもどこでも人は罪から救われることができると語りました。そしていよいよ10:18-11:12において世界宣教への第三歩として、パウロはイスラエルの実例を挙げながら、神がご自身の選びの民をどこまでも愛しておられることを語ります。神の愛の深みの程度を3つの角度から強調して、世界宣教の基盤としての神の選びの愛を明らかにするのです。
第一に神は、御言葉を無視するイスラエルに、なおも語りかけるほど、ご自身の民を愛して下さいます(10:18-21)。イスラエル全体は、あたかも預言者ヨナのように、異教徒ですら信仰ゆえに救ってくださる神の愛を理解し、妬み、ふて腐れました。神はそんなイスラエルにずっと手を差し伸べ、語りかけてくださっているのです。
第二に神は、ご自身の特別な愛を拒絶したイスラエルの中からも、一部の者を選びの民に加えてくださるほど、ご自身の民を愛して下さいます(11:1-10)。神は反逆の民イスラエルの中からも、パウロを選び、エリヤの時代には七千人の男を選び、そして今も一部のイスラエル人たちを救いに選んでおられるのです。
第三に神は、 世界中に散らばる選びの民に福音を伝えるために、ご自分が特別に愛されたイスラエルをひと時つまずかせ、さらに将来ねたみを起こさせてご自分の元に連れ帰るほど、ご自身の民を愛して下さいます(11:11-12)。イスラエルの中で救いに選ばれている人々も、今神につまづいています。しかしそれはキリストの死と復活の福音を完成させるためでした。将来彼らは、神があらゆる民族に注ぐ選びの愛にねたみを抱き、神の元に帰ってくるのです。
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