<< Next Prev >> 2007年11月25日の集い

「私たちはキリストの福音によって和を保つことができます」

ローマ人への手紙12:1-8

記: 西原智彦

パウロは16章にわたる手紙をローマ ・・・

「自らを供え物としなさい」という・・・

32分40秒 (7.5 MB)

パウロは16章にわたる手紙をローマのクリスチャンたちに書き記し、「キリストの福音が私たちの生活を変えることができる」とうったえかけます。そのためにパウロはまず、前半の11章をキリストの福音の解説に割きました。キリストの福音とは、神が罪人を義認することであり(1:18-4:25)、義認された罪人に生きる希望を与えることであり(5:1-8:39)、壮大なご計画によりご自分の民を救いに選ばれることです (9:1-11:36)。11章を割いて徹底的に福音を解説しつくしたパウロは、いよいよ12章以降の後半において、キリストの福音がもたらす励ましや命令を具体的に列挙します。その冒頭12:1-8においてパウロは、キリストの福音により和を保つことができるようになるのだ、とクリスチャンを激励するのです。

第一に、私たちはキリストの福音によって、神と和を保つことができるのです(12:1-2)。パウロにとってキリストの福音は、神の哀れみ以外、何物でもありません。神が罪人を哀れんで福音を提供して下さったので、私たちが心を一新して自分を変えるならば、神は私たちを供え物として受け入れてくださるのです。キリストの福音は、罪によって引き裂かれた天と地をつないで、神と人の和を保つのです。

第二に、私たちはキリストの福音によって、信仰の友と和を保つことができるのです(12:3-8)。神と和を保つとき、人は自分がキリストに連なる多くの信仰の友の一員であることに気付きます。そこには人種、言語、家庭環境による差別は全くなく、神が一人一人に分配された賜物の区別があるだけです。それゆえに、私たちは自分の能力以外、力量以上の働きをしようと欲張る必要はなく、かえって、与えられた能力と力量の範囲内において熱心に主にお仕えするのです。キリストの福音は、人を謙遜かつ熱心にさせ、人間関係の和を保つのです。

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