「実を結ぶ信仰生活を送ろう」
ヨハネの福音書15:1
記: 西原智彦
イエス・キリストは3年半の伝道生 ・・・
29分51秒 (6.8 MB)
イエス・キリストは3年半の伝道生活を過ごし、いよいよ全人類の罪を背負って十字架上で死をむかえる前夜となりました。キリストをイスラエルの王に仕立てようとした群集の熱気は冷え切ってしまい、イスカリオテのユダはすでに裏切ってしまいました(13:27)。残る最愛の11弟子も、明日には全員逃げてしまうことをキリストは知っています(16:32参)。それでもなおキリストは、救いの福音がこの11弟子から全世界へ伝わっていくことを知っておられるので、彼らが将来、多くの実りをもたらすことを信じて励まそうとするのです。キリストは、御父を農夫に、ご自身をぶどうの木に、そして11弟子をその枝にたとえることによって、キリストを信じる光の子供たちが、実を結ぶ信仰生活を送るために、しなければならないことを3つ語るのです。
第一に、キリストを信じる者は実を結ぶことができる立場にあることを覚えなければいけません(15:1-3)。農夫は実を結ぶ枝を成長させるために、不必要な枝を切り取って、刈り込み(3節『きよい』と同義語)を行います。それは洗足のときにユダ以外をきよいと宣告されたことと同じです(13:10,11)。誰でもキリストを信じる人は、刈り込みによって残されたきよい枝であり、実を結ぶことができるのです。
第二に、キリストにとどまり続けなければいけません(15:4-6)。枝に実りをもたらす唯一の方法は、木から養分を受け取ることです。光の子供が、キリストの言葉(7節)、キリストの愛(9節)、キリストの戒め(10節)にとどまるならば、多くの実を結びます。
第三に、キリストの名によって御父に祈り求めなければいけません(15:7)。枝に実りをもたらす出発点は、御父の恵みです。ですから御父に「実りを下さい」と愚直に祈るべきです。
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