<< Next Prev >> 2008年3月30日の集い

「宣教する教会は間口を広げることができます」

使徒の働き15章1-12節

記: 西原智彦

11弟子から始まったエルサレムの初 ・・・

32分44秒 (7.5 MB)

11弟子から始まったエルサレムの初代教会は、いつしかユダヤ人だけの閉塞間漂う教会になりました。一方、アンテオケの異邦人教会は物心両面が成長し(11:29参照)、宣教師を遣わします。反対者の多い宣教活動の只中にあってアンテオケ教会は、教会の間口をどんどん広げ、主の恵みを豊かに頂くのです。教会が宣教することは、一体どのようにして自身の教会の間口を広げることになるのか、その3つのプロセスをエルサレム教会から学びましょう。

第一に教会は宣教することによって、間口を狭めていた自身の教会の伝統に気付きます(15:1-6)。エルサレム教会はモーセ律法によって成り立つユダヤの伝統に浸っていました(10:28)。しかし、ユダヤの伝統と関わりのない異邦人が救われる可能性(11:18参照)が宣教の結実によって現実となり、ユダヤ人クリスチャンらは自身の伝統を異邦人に押し付けようとするのです。こうして教会は、当たり前だった伝統が、実は間口を狭めていたことに気付くのです。

第二に教会は宣教することによって、福音を伝統から区別できるようになります(15:7-11)。エルサレム教会は、ユダヤ人には当たり前の伝統が、同じ福音を信じるアンテオケ教会に通用しないことに気付きます。こうして教会は、福音を伝統から区別できるようになるのです。

第三に教会は宣教することによって、伝統を改革して福音の素晴らしさをさらに体感するようになります(15:12)。エルサレム教会は異邦人をも救う福音を前にして沈黙し、教会の伝統に執着するのをやめ、素晴らしい救いの証しに耳を傾けました。こうして教会は、宣教することによって教会の伝統を改革し、福音の素晴らしさをさらに体感するようになるのです。

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