「私たちはキリストの福音によって誰をも愛する人へ成長します」
ローマ人への手紙12章9-21節
記: 西原智彦
「私たちの生活を変えるキリストの ・・・

キリストの降誕・受難・復活・宣教・・・
40分9秒 (9.2 MB)
「私たちの生活を変えるキリストの福音」というテーマの下にローマ人への手紙を記すパウロはまず、前半の11章をキリストの福音の解説に割きました。キリストの福音とは、神が罪人を義認することであり(1:18-4:25)、義認された罪人に生きる希望を与えることであり(5:1-8:39)、壮大なご計画によりご自分の民を救いに選ばれることです (9:1-11:36)。そしてパウロは12章以降において、キリストの福音がもたらす励ましや命令を具体的に列挙します。そして12:9-21では信仰者がキリストの福音によって誰をも愛する人へ成長することの大切さを語るのです。
第一に私たちはキリストの福音によって、信仰の友を愛する人へ成長します(12:9-13)。信仰の友を愛する愛には12の要素があります。(1)悪を憎み離れる、(2)善に親しむ、(3)兄弟愛をもつ、(4)互いに尊敬する、(5)怠惰によって責任感を台無しにしない、(6)聖霊によって熱狂する、(7)主の僕となる、(8)希望を抱いて喜ぶ、(9)患難に耐える、(10)祈りに忙しくなる、(11)聖徒の必要を担う、(12)もてなしの心を追求する。このような愛こそ演技ではない、偽りのない愛です。
第二に私たちはキリストの福音によって、未信者を愛する人へ成長します(12:14-21)。未信者の中には私たちを迫害する人もいます。しかし、神がそのような人も祝福されるように願うことを、キリストの福音は私たちに期待するのです。悪を働く人に対して個人的に復讐することは悪なのです。復讐は、神もしくは為政者のみに許可されており(13:4参照)、個人的復讐は、実は悪に打ち負かされてしまっているのです。善で報いることによって悪行を恥じいらせることこそ、悪に打ち勝つ力なのです(1ペテロ3:9-16参照)。
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