<< Next Prev >> 2008年4月27日の集い

「信仰の友を裁くのをやめましょう」

ローマ人への手紙14章1-12節

記: 西原智彦

ローマ諸教会にはユダヤ系クリスチ ・・・

感謝なことに、新たに礼拝に出席く・・・

33分43秒 (7.7 MB)

ローマ諸教会にはユダヤ系クリスチャンと異邦人クリスチャンの間に確執があったようです(1:16,2:9-10,3:9,3:29,10:12,11:18-25参照)。ユダヤ系クリスチャンは主イエスを信じながらもなお、モーセ律法を尊んでいました。驚くことにパウロは、聖書知識に長けている彼らを「信仰の弱い人」(14:1)と位置付けます。一方、異邦人クリスチャンは主イエスへの信仰だけで歩んでおり、彼らは「力のある者」(15:1)なのです。パウロは14:1-15:13において、両者が調和して教会を形成するよう命じます。その冒頭14:1-12では「信仰の強弱に関わらず、信仰の友を裁くのをやめよ」と命じ、その理由を3つ記すのです。

第一の理由は、すべての信仰者を主イエスが受け入れて下さったからです(14:1-3)。食物に聖俗の区別をつける人であっても、主イエスを救い主と信じた人であれば、神が受け入れてくださった人です。神が受け入れた人を、第三者は拒んではいけません。

第二の理由は、すべての信仰者は主イエスとの主従関係にあるからです(14:4-9)。主イエスを信じた時から永遠の命を生きている信仰者は、もはや生死の区別なく、いつでも主イエスのしもべであり所有物です。主イエスとの主従関係の中で感謝して生きる人の信仰の善し悪しを、第三者が判断してはいけません。

第三の理由は、すべての信仰者は神ご自身に裁かれるからです(14:10-12)。信仰者であってもすべての人が、終わりの日に神の裁きの座にて申し開きをしなければなりません(2コリ5:10参照)。神が裁かれるのですから、第三者が信仰の友を裁く必要はまったくありません。自分自身のことで精一杯のはずです。

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