「私でも神の栄光をたたえることができます」
ローマ人への手紙16章25-27節
記: 西原智彦
パウロはローマ信徒達への手紙を終 ・・・

今日はローマ人への手紙の講解説教・・・
40分57秒 (9.4 MB)
パウロはローマ信徒達への手紙を終えるにあたって、天の父なる神のご栄光を声高らかにほめたたえます。それはパウロのような一級の宣教師にしかできない行為ではありません。イエス・キリストを救い主と信じ、パウロの伝える福音を学ぶ人は誰でも、2つの方法によって御父の栄光をたたえることができるのです。
第一の方法は、神こそが私たちの信仰を堅く立たせて下さると確信することによってです (16:25-26)。「信仰が堅く立つ」とは、消極的には苦難の中で信仰から離れないことであり(1テサ3:2、2テサ3:3)、積極的には言動すべてにおいて聖い人になることです(1テサ3:13、2テサ2:17)。イエス・キリストの福音があるからこそ、それを源として、赦された罪人に過ぎない私たちがこのような立派な信仰者になれるのです。福音は聖書によってすでに明らかにされ、あらゆる民族に届けられています。福音は御父のお墨付きであり、私たちの信仰が従順になるために十分な書物です。御父が福音を源として私たちの信仰を堅く立たせて下さる!と確信するとき、御父の栄光は一層輝きを増します。
第二の方法は、神こそが真の知恵に富むお方であると確信することによってです(16:27)。ここで言う真の「知恵」とは、神を認めない不信仰な知恵とは異なります(1:22参照)。一部のイスラエルが神を拒むことによって異邦人の中の選びの民が救われ、その異邦人の救いを妬む残りのイスラエルがキリストを見出して救われる、というような神の知恵のことです(11:25-26)。どれほど優れた家系、学歴、業績を手中に収めても、キリストと関わりのない知恵は神への反逆です。キリストのうちに知恵と知識との宝がすべて隠されているのです。
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