<< Next Prev >> 2008年11月2日の集い

「主だけを誇る人になりましょう」

コリント人への手紙第一 1章18節-31節

記: 西原智彦

海と陸の貿易の拠点であったコリン ・・・

36分51秒 (8.4 MB)

海と陸の貿易の拠点であったコリントには、巨額の富、人間の英知、あらゆる願いを満たす物に溢れていました。しかしその只中にあって信仰者は主だけを誇る人であるように、パウロは命じます。ここから私たちも主だけを誇るべき3つの理由を学びましょう。

第一の理由は、すべての信仰者が宣教の言葉の愚かさを通して救われたからです (1:18-25)。キリスト教の中心部分は「イエス・キリストが私の罪のために十字架で死なれ、私に義と新しい命と希望を与えるために三日目に復活された、と信じるなら罪から救われる」ことです。そこには、目を奪われる華々しい出来事も、心奪われるような含蓄に富む知恵もありません。人間が組み立てた理論ではないので、先人が宣べ伝える以外に知るすべがありません。すべて主がお膳立てして下さった救いを前にして、主以外を誇ることはできません。

第二の理由は、世の中の優れていない者が救いへ選ばれるからです (1:26-29)。神は、アダムにおいて反逆した全人類の中から、ある人々を主権をもって救われます。とくに、この世の中では知恵のない、権力のない、身分の低い、愚かな、弱い、取るに足りない、見下されている人を、神はあえて選ばれます。ときに神はこの世の知者や力のある人を辱めるためにあえてそのような人をも選ばれます。世の中では考えられない主の主権を前にして、主以外を誇ることはできません。

第三の理由は、信仰者の知恵、義、聖、自由はキリストのものだからです (1:30-31)。クリスチャンには世とは異なる知恵、義しさ、聖さ、自由さがあります。それらはすべて神から授かったイエス・キリストの知恵、義、聖、自由なのです。信仰者の徳をすべて授けてくださった主の恵みを前にして、主以外を誇ることはできないのです。

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