「神の栄光をあらわしましょう」
ピリピ人への手紙1章1-11節
記: 西原智彦
ウェストミンスター大教理問答書の ・・・
34分53秒 (8.0 MB)
ウェストミンスター大教理問答書の第一問「人間の最高の目的は何であるか」という問いは、教会がいつも意識すべき究極的な問いです。そして「神の栄光をあらわし、永遠に神を喜ぶこと」という答えこそ、教会のビジョンであり、一人一人の信仰者の目的であるべきです。では、どうすれば神の栄光を現すことができるでしょうか。そのために果たすべき、内面の3つの成長をピリピ書より学びましょう。
第一に、愛を増し加えるという内面の成長です(1:9)。パウロは、ピリピの兄姉の愛が増し加わることを願いました。その愛は、感傷的以上に知的であり、熟慮に富むものでなければなりません。霊的な知識を持ち、その知識によって神の備えられた道に対する深い洞察力を持つとき、信仰者はますます神と隣人を愛することができます。
第二に、すぐれたものを見分け、純真で非難のないものになるという内面の成長です(1:10)。「見分ける」とは、貨幣をテストして、条件に合致しているかを見極めて承認する、という意味です。「純真」とは、太陽の光でテストされることから派生しています。「非難のない」とは、つまづきを与えないという意味です(1コリ10:32)。パウロは、信仰者が公衆の面前で倫理的聖さのテストに合格し、この点において他者をつまずかせないことを望んでいるのです。
第三に、義の実に満たされるという内面の成長です(1:11)。信仰者はイエス・キリストの救いの御業による義認を通じて、内面的に豊かな実りを得ることができます(ガラテヤ5:22-23)。御霊の実はまさに、イエスを信じる者の内に生き続けるキリストの姿なのです。御霊の実は、宿る自分自身をたたえるのではなく、与えてくださった神をたたえるのです。
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